旦那がアメリカ駐在になったら・・・
今回の記事は、いわゆる「駐妻」の方向けの記事です。
というのも、今日こんな痛ましいツイートを見てしまったからです。
苦しい。妻も子も英語に苦しんでいる。結局、自分はしゃべれないと卑下しつつ普通に誰とでもコミュニケーション取れるので深刻さを理解していなかった。妻子は違う。生まれてこの方経験したことのない孤独を感じている。割と撤退戦を意識しておかないとわが家は全滅するかもしれん。
— 父 (@fushiroyama) May 22, 2018
こういうケース、実は珍しいことではありません。
「旦那さんは社内でも選ばれて駐在、駐在前に出張などもして職場には顔見知りもいる、でも、私はどうすればいいの?」 と、だんだんつらくなってしまうパターン、意外とあります。そこで、今回はそうならないための事前対策について書きます。
「移動の自由は精神の自由」 日本にいるうちに運転の練習を
誰が言ったのか知りませんが、私は大学の先輩から聞きました。大学生といえば、基本的には親の庇護下にあるわけですけれども、「いつでも、どこにでも、自分だけで移動できる手段」を持ったときに、精神的な自由が得られるというニュアンスです。
これと同じことがアメリカでも言えます。アメリカは極端な車社会で、ニューヨークのど真ん中でもない限り、車が必須です。
車さえあれば
・ちょっと遠くの日系スーパーに買い物に行って日本と同じ食材を買ったり
・ちょっと遠くの日本人の友達と一緒に公園に行ったり
・ちょっと遠くのESLクラス(英語ができない人向けの無料英語講座)に行ったり
といった感じで、自由度がぜんぜん違います。逆に言えば車が無いと家でインターネットくらいしかすることがありません。
とにかく、日本にいるうちに運転の練習をしておいてください。
アメリカではどんな車を選ぶべき?
選ぶ車も重要です。アメリカでは、基本的に移動はフリーウェイで、大体110~120km/hくらいで流れています。(時速70~75マイル)
家から出たら5分くらいのところにあるインターからフリーウェイに乗って、目的地の近くで降りて、という生活になります。そしてこのフリーウェイ、入り口が急な上り坂であることが多いです。
ですから、パワーのある車が必要です。
とりあえずV8エンジンの車に乗りましょう
アメリカではV8エンジンの車が日本に比べてずっと安いです。アメリカでV8エンジンが売れているのには理由があります。普通に実用性が高いです。
間違っても日本の感覚でコンパクトカーを選んではいけません。アレは上級者向けです。
時速120kmで流れる高速に、10秒以内で合流する必要があります。初心者ほどパワーのある車に乗ったほうが安全です。
(個人的なお勧めはダッジのチャージャーかチャレンジャー、フォードのマスタング、シボレーのコルベットかカマロあたりです。このあたりの車ならゆっくり走ってても煽られません。)
中古でもいいです。アメリカではアメ車の修理費用は安いです。
なんだか最後のほう、趣味の布教みたいになっちゃいましたが、とにかくパワーのある車に乗ってください。快適アメリカライフはそこから始まります。
そして、アメリカで車を手に入れたらぜひお近くの国立公園に行ってみてください。 アメリカの自然は、最高にすばらしいです。