国語力って?

仕事で「国語力が必要」という人は時々見かける。

でも、かなり優秀な人でも、それが具体的に何を指すのか明確にしていないことが多い。

 

どうやら話す人とシチュエーションによって、「国語力」というのは「読解力」をさす場合と、「相手に伝わるように明快に説明できる能力」をさす場合があるようだ。

これは、どちらの意味で使ってるか注意深く観察しないと話がおかしくなる。

 

 

昔の上司が「国語力をつけろ」みたいなことをよく言ってたのだけど、意味がわからなかった。内容は完全に理解してるし、意味も取り違えてないけど何で?とか思ってたけど、どうも私の説明は飛びすぎてて誰にも理解できなかったらしい。

 

 

読解力が高いと冗長な説明はむしろ邪魔なので、説明力は意図して鍛えないと上昇しない。

この二つの能力は、言葉を区別して使っていきたいものだ。